thinkthinkourselfの日記

The only thing that never change is everything change.

1年前

 ちょうど1年前の今日、私はTOEICテストで830点を取ったことを記事にして載せた。今思えば本当に大したことではないが1年前の自分は本当に嬉しかったんだろう。文字にして残しておくことの意味がよくわかった気がする。人間は忘れていく生き物なのだ。

 あれから1年経った今日、私は就職活動が終わりある内定先の会社に話を伺いに行ってきた。私の就活は成功ではないと思うが失敗でもないような形で終わりを迎えようとしている。唯一残ったコンサルティング会社の面接を明日に控えこのようなブログを書いているのである。

 今ほど将来のことを考えるときはないと言ったら嘘になるだろうか?私たちの世代はもはや何が正解か分からない非常に閉塞感を感じる将来を思い描くしかないのだろうか?私は「10年後」までに海外でビジネスを出来る人間になっていたいと思う。なぜだか分からないが世界に出て行きたいという思いだけは心の中に強くある。今すぐ海外へ出て働けばいいじゃないかという意見もあるだろうが、今の私はあまりにも実力不足である。何の価値も提供できない存在だということは客観的に明らかである。だからファーストステップとして日本のそこそこ大きな企業を就職先として選ぼうとしている。この企業は今後ビジネスモデル的にも一生安泰と言われる会社ではない。しかし今現在、必死に変わろうとしている。それが表面的な変化に終わるかもしれないし、中で働く40~60代のやる気のないおっさんどもが抵抗することで会社が死ぬかもしれない。そうしてそういった可能性を抱えながら私は就職するつもりなのだ。いつでも辞めてやろうと思っている。だけど少なくともその企業で必死に働いて使える人材になってやるつもりだ。海外に行けるチャンスが多いということなので自分も必ず行ってやろうと思う。不安はかなりある。しかし大企業に入ることもベンチャーに入ることも同じだけリスクはあるのだろう。もはやリスクのない生き方は無くなってしまった。

 

今回こんな記事を書いたのは、ちきりんさんの「未来の働き方を考えよう」という本を読んだからである。実際この本に書かれていることは、高城剛が言っているドゥアルライフ的な意味合いだと理解した。典型的だった日本人の生き方や、終身雇用的な働き方を否定し、より自由なライフスタイルを選択していくべきだという内容だった。私もこの本の言っていることは非常に正しいと思うし自分も目指したいと思う。しかしこのような生活を送るための条件として、「自分が本当にやりたいこと」+「市場で稼げる能力」が必要になってくるわけだが、この2点を満たすことはそう簡単ではないと感じる。自分も今本当にやりたいことが何であるかは依然として不明だし、市場で稼ぐ能力は前者から派生するもので今の自分にはなかなか難しい。

 とりあえず当面の目標としてはブログを週に最低3回は書くことでアウトプットをしていこうと考えている。書く内容としては、筋トレか、読書か、英語学習か、簿記から始めていこうと思う。

 

私は必ず世界で活躍する人材になる

 

 

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる