thinkthinkourselfの日記

The only thing that never change is everything change.

2017年を超特急で振り返る。

 2017年、12月31日午後17時56分。今年一年を殴り書きの超特急で振り返ってみようと思い立つ。実は数日前から書こう書こうと思っていたがダラダラしているだけで今日に至る。

 今年を振り返ってとりわけ大きかった2つの出来事がある。それは「大学卒業」と「就職」である。この2つは分かれておらず繋がったものだったと思うが、大学生と社会人ではモノの考え方や価値観が変化しているように感じる。それが良いことか悪いことかは別として。大きく今年一年を分けるとするならば1月〜3月の学生時代と4月〜12月の社会人と言うことになるのだろう。この2つを軸に一年を振り返って見ようと思う。

 

【学生生活、1月〜3月】

2017年の始まりは1月1日に親友と初日の出を新宿で見て、その後LUMINEで福袋を買ったところから始まる。2016年個人的に大きな出来事であった彼女と別れるという一つの節目から少し立ち直りつつあり、希望に燃えていた。残りの学生生活の中で何かできないかと大きく足掻いていた時期であったと思う。海外への一人旅、アメリカへのインターン、プログラミングでの開発など。この時期、焦燥感はあれど少し達観したような気持ちで毎日を過ごしていた。そして同時にもっと大学生活でチャレンジをしておくべきだと後悔していたような気がする。いつも後悔するの決まって終わり際というのは避けられないのだろうか。いやそういう風な生き方をしてしまっているのだろう。

 必死になれど、何を思えど時間は平等に過ぎ去りあっという間に卒業式が来た。そして大学を卒業した。

一年の4分の1はこうして4年間への後悔と未来への希望と不安といった様々な感情が入り交じる中あっという間に終わった。

 

【社会人生活、4月〜12月】

社会人生活などと書いているが、新入社員一年目として4月から8月の夏休み頃まではただ必死で過ごす毎日だった。会社の経営状態もあまり良くない中、新人としてかなりの仕事を任せてもらえた。正直きついと思う瞬間は多々あり、精神的な面では疲労した。そしてそんな仕事に追われる中で、学生時代に考えていたような活動が全くできていないことに気がつく。時間がないという言い訳、行き帰りの電車の中で本も読めずEDMを聞いてただ帰るといった生活。彼女もできず、味気のない毎日を過ごしてしまっている。

 気がついた社会人になってから自分から挑戦することが全くなくなってしまっていたのだ。それは仕事以外の面に大きな影響を与えているように感じる。仕事についていくので精一杯と言い訳をし、自ら世界に働きかけるということを放置してしまっていたのだ。感情を見せず、そつなくこなすことに価値はもはやないのに作業者として存在している。「感情」を閉ざし大人として生きようとすればするほどツマらなく味気のない人間が出来上がる。そんな人間に自分がなってしまっている気がして最近本当に暗い顔をしていた。ため息も多くなっていた。お金は確かに増えたが、それもサラリーマンとしてのラインを超えない普通のもので正直こんなものかと思ってしまう。ただただ「自由」に生きたいわけじゃないし、そんな子どもじみた幻想を抱いているわけではない。ただシンプルに生活に張りがない、日々に流される人間になっていたのだ。

 このまま2018年も同じように過ごしてしまえばもう戻れなくなる。受動的態度の人間がこの先の社会で成功することはない。もっと感情的にならないといけない。自分が何をしたいのか、その欲求に対して誠実に目を向けること。そしてそれに向かって努力をするということ。言語にし、明確に日々意識をしていく必要があると本当に感じる。もっと欲求を意識して、自分の中で明確な判断基準を持てば逆に迷うことがなくなる。欲求から目をそらし、判断基準があやふやだから日々悩む。そして悩むことで満足する。

 2018年はシンプルに生きる。それは自らの欲するところを言葉として明確にし、判断基準を持って生きるということだ。2017年は複雑に考えすぎた。というより複雑に悩みすぎた。そして他人の言葉に左右されすぎた。今年一年、自分をコントロールできず悩み傷つき後悔をした。2018年の12月31日には必ず違う内容の文章を書いているはずと信じている。今日からやっていこう。

 

最後に吉田松陰の言葉を書いておく。

 

夢なき者に理想なし、

理想なき者に計画なし、

計画なき者に実行なし、

実行なき者に成功なし。

故に、夢なき者に成功なし。

 

2017年12月31日